鬱病と診断された方はこのコロナ過でさらに増加傾向にあると言われています。

そして鬱病で用いられる治療方法と言えば一般的に多いのは投薬による治療です。

でも投薬による治療はお薬の種類も様々で、少なからず副作用がでてしまう事もあるでしょう。

鬱病だけでなく心の病気と言われるものには不安障がいや幻聴、ストレス障害など様々なものがありますが、この様な症状にも一般的には投薬治療を行う事が多いです。

ですが投薬は容量を間違えてしまったり、飲み忘れてしまったり、逆に薬を飲まないと不安で依存してしまったり、効き目が強すぎて日常生活に支障をきたしたりと、リスク面も大きいかと思われます。

私自身も障害を持っております。そして、様々な障害をお持ちの方と関わらさせて頂く機会がよくあるのですが、やはり投薬で治療をされている方の中には副作用の事で悩まされている方も多くいらっしゃいました。

私自身は、身体障害で体が麻痺しているのですが、その麻痺からくる神経痛がつらくて、神経痛に効く痛み止めを飲んでいた時期があります。

その時の副作用としては、髪の毛がごっそりと抜け落ちました。

毎日お風呂に入りシャンプーをするたびに抜け落ちる髪を見て、投薬を辞めて痛みに耐える事を選びました。

私見たい我慢すれば服薬をしなくても大丈夫な場合もあれば、

絶対に必要な方もいらっしゃいます。服薬をやめたり、お薬を変える相談はしっかりと主治医に相談しましょう。

さてここからが本題ですが、服薬に頼りたくない方もいらっしゃいますよね？そんな方に向けて今回は最先端の治療法をご紹介させて頂きます。

それが【磁気治療】です。

まず簡単に説明させて頂きますと、頭に磁気を発生させる特殊な装置を当てて脳に直接刺激を与えるというイメージです。

一般的にはTMSやrTMS療法と言われています。

鬱病やその他の心の病気と言われるものは、心の病気と言われてきましたが、近年の研究で心の病気ではなく【脳】に問題がある事が分かりました。

鬱状態の時は脳の前頭前野（ぜんとうぜんや）にある背外側前頭前野（はいがいそくぜんとうぜんや）の機能が低下しているというデータもあります。

そもそも背外側前頭前野（はいがいそくぜんとうぜんや）の役割とは

・判断、意欲、興味をつかさどる、扁桃体のバランスを整える役割がありまして、扁桃体は不安や悲しみ、恐怖、自己嫌悪、などの感情をつかさどる部分です。偏桃体のバランスが崩れｍ機能が低下する事でこれらの感情が強く出てしまいます。

そしてなぜこの磁気治療が良いのかと言いますと、今まで実際に治療を受けられた方のデータを見ると副作用がほとんどない事が証明されたからなのです。そして即効性があると言われています。

この治療法、実は結構昔からアメリカやヨーロッパの方で行われていましたが効果が高い分当時の技術では、脳へのダメージが大きく副作用として物忘れが激しくなったり、痙攣をおこしてしまったりという欠点がありました。

しかし1985年にイギリスの”アンソニー・ベイカー”が初めてTMS（Transcranial Magnetic Stimulation：経頭蓋磁気刺激法）を発見して、1990年代には上野照剛博士によって8の字コイルが開発され限局した大脳皮質への刺激が可能となり、脳科学研究は飛躍的に進歩しました。引用元https://tsunoo.net/magpro/

そして現代の磁気刺激での治療が確立されました。

さらにこの治療法は鬱だけでなく、様々な脳が原因で引き起こされる症状にも効果が期待できると言われています。

例えば、双極性障害、脳梗塞、適応障害、パニック障害、発達障害などなどです。

これらの症状が全て改善されるのであれば凄い事ですよね？(‘ω’)

そのうち認知症の改善に役立ったり、記憶力がよくなったりしたら、

数年後には受験勉強対策として、磁気治療を行う学生さんも出てくるかもしれないですね（笑）

そして今回ご紹介させて頂いた、TMS治療・rTMs治療を取り扱っているクリニックは全国を探してもまだまだ少ないです。

クリニックによっては、体験を実施しているところもありますので、1度最寄りのクリニックで治療が行われているか、検索をして問い合わせをしてみてください。

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